ケルキラ島（ギリシャ）

代表作『オデュッセイア』の中でホメロスが書き記したことで有名なケルキラは、植物が青々と茂るロマンチックな島です。この島の歴史を振り返ると、この島は幾度となく戦いに巻き込まれていました。ケルキラは地理的に不穏な位置にあり、1864年に現代のギリシャが統一するまで騒乱は続きました。

現在のケルキラは、洗練された雰囲気と古き良きギリシャが混ざり合う街になっています。聖ミカエルと聖ジョージの宮殿、リストンアーケード、リーディングソサエティ、カトリック聖堂、メイトランドロタンダ、イオニア議事堂など、数多くの素晴らしい建築が見られます。ケルキラを訪れた方の目に映るのは、至るところで花々が咲き乱れる田園地帯、アドリア海沿岸地域ならではの村々、光り輝く海辺の風景、そして、日常から隔離された極上のビーチです。伝説では、滑らかな石でつくられた水路、ダムール運河で泳ぐと、魂のパートナーをじきに見つけられると伝えられています。