ユネスコエコパークに指定されているサンラファエル湖の高さ60メートル近い青い氷の滝は、まるで別世界のような感動をもたらします。世界で最も緯度の低い氷河海岸であるベンティスケロ サンラファエルは、北パタゴニア氷原を下ったところにあり、サンラファエル湖の冷たい水と出会って大きな氷が生まれ、青い氷山を形成しています。ジョン・バイロン（有名な詩人バイロン卿の祖父）が18世紀に漂着したことで知られていますが、その時からこの多様な自然はほとんど変化していません。しかし、氷河そのものは1960年から後退し続けています。気候変動がこの後退にさらに拍車をかけることが予想されています。