「運河の町」として有名なベネツィアは、約150本の運河で形作られている100島を超える島々からなる群島の上に築かれました。古代の玉石が敷き詰められた通りには陶磁器やガラス製品を作る小さな工房と魅力的なカフェが建ち並び、運河の堤防に沿ってカーブを描きながら通りを進んだ先には、すばらしいパラッツォ（中世イタリア様式の邸宅）や大きな広場があります。ショッピングを楽しめる市場もいろいろとあります。また、建築に興味がおありでしたら、当時の姿がそのまま残されている見事なバロック建築の数々、サンマルコ寺院、リアルト橋、ドゥカーレ宮殿、ため息橋は、ゴンドラで遊覧しても歩いて見て回っても感動を味わえます。芸術鑑賞がお好きな方は、ティントレットのすばらしい作品が所蔵されているスクオーラ グランデ ディ サン ロッコ（サンロッコ大信徒会）に是非足をお運びください。もっと現代的な作品がお好きな方には、ペギー グッゲンハイム コレクションをお勧めいたします。ここでは、20世紀の芸術トレンドとアバンギャルドな躍動感にあふれる傑作が展示されています。